チャートギャラリーの基本的な使い方とインストール方法
チャートギャラリーは、投資書籍の販売などを行うパンローリング株式会社が販売している株価チャートソフトです。株式投資を行う際のおすすめツールとして有名で、相場ゼミや株塾でも推奨されています。
チャートギャラリーについて、
「利用を検討しているもののインストール方法が分からない・・・。」
「事前に基本的な操作方法が知りたい・・・。」
と悩む方んでいる方もいるでしょう 。
株価チャートソフトというと操作が難しいと思われがちです。しかし、チャートギャラリーは操作が簡単なので手軽に利用することが可能です。今回はチャートギャラリーのインストール方法と基本的な使い方を解説していきます。
さらに、こちらの記事ではExcel VBAを使って、チャートギャラリーのデータを抽出して、Excelシートにデータを表示する方法を解説しています。合わせて、参照してみてください。
- チャートギャラリーのダウンロード・インストールの手順は?
- チャートギャラリーの基本的な使い方
- 有料版(チャートギャラリーエキスパート)と試用版との違い
- チャートギャラリーは iPadやMacで使用できるのか
チャートギャラリーのダウンロード・インストールの手順は?
チャートギャラリーをインストールする前にへのパソコンにダウンロードが必要です。
(※ソフトを購入した方には当てはまりません。)
チャートギャラリーには試用版と有料版が用意されており、有料版は以下の3種類です。
- スタンダード版
-
プロ版
-
エキスパート版
チャートギャラリーはいきなり有料版をダウンロードするのではなく、試用版をダウンロードしてから有料版にアップデートすることになります。有料版で使用できる機能などの違いはあるものの同じ方法でインストールが可能です。
パンローリング社からのダウンロード方法
チャートギャラリーをダウンロードする場合、パンローリング社のダウンロードページからダウンロードしましょう。
◆Rel. 5.06(2016/10/21版)一括インストールの下にある、自己解凍ファイルをクリックしてダウンロードを行います。
自己解凍ファイルをクリックすると、
画面下に上のような画面が出てくるので、実行もしくは保存をクリックするとチャートキャラリーのダウンロードが実行されるので、ダウンロード終了まで待ちましょう。
ダウンロード完了後、ダウンロードフォルダに「Panap506.exe」という名前のフォルダが追加されるため、このフォルダをダブルクリックするとインストールが開始されます。
インストール方法について説明
パンローリング社ページからチャートギャラリーをダウンロードした後は、パソコンへのインストールを行います。
インストールの画面の背景は赤と黒のグラデーションです。
インストールの最初はこの画面が表示されるので、以上に同意するにチェックした後、「次へ」をクリックします。次にユーザー登録の画面が出てくるため、有料版を利用する方は16桁の登録番号を入力し、「次へ」をクリック。
試用版を利用する方は名前のみを入力し、下の画面ではいをクリックすることで、試用版での入力が可能です。
次にチャートギャラリーの保存場所を確認する表示が出るので、希望がなければ「次へ」をクリックします。
インストール方法に関しては、分からない場合は「おまかせ」を選択。設定などを細かく行いたいのであれば、「標準」、「全部」、「カスタム」から選択しましょう。
この選択後に3つの選択項目として、
-
全銘柄、複数市場
-
全銘柄、主市場のみ
-
商品市場のみ
このどれかを選択することになるため、「全銘柄、主市場のみ」を選択しましょう。
インストールが完了すれば、インストール完了画面が出てきてインストールは終了です。
インストール後に、上のようなチャートギャラリーのアイコンがデスクトップに表示されます。
チャートギャラリーの基本的な使い方
インストールしたチャートギャラリーを起動すると以下の画面が表示されます。
チャートギャラリーでは、毎日19時に当日のチャートが更新されることになるため、「データ更新」が必要です。データ更新は有料版のみで行うことができ、最新の株価情報を取りこむことができます。
株価情報を取り込む場合は、「Panデータ管理」のアイコンをクリックし、その後、データ管理→取り込み、Pan Rollingの順に選択することで取り込みを行うことが可能です。
取り込みが完了すると以下の画面が表示され、閉じるを押せばデータ取り込みは完了となります。
また、「チャートビューア」のアイコンをクリックするとチャートギャラリーが起動し、自分の見たい銘柄のチャートを表示させることができます。
例えば、以下の画面では日経平均225のチャートを表示しており、有料版では30年分、試用版では過去10年分のデータを確認することが可能です。
更に銘柄毎に日足、週足チャートなどさまざまなチャートを作成することもできます。
収録指標:ローソク足、バーチャート、終値折れ線、出来高、 移動平均、指数平均、エンベロープ、標準偏差バンド (ボリンジャーバンド)、 かい離率、モメンタム、変化率 (ROC)、サイコロジカルライン、 ストキャスティクス (fast%K, fast %D, slow %D)、%R (ラリー)、 MACD、MACD シグナル、MACD ヒストグラム、 RSI (相対力指数)、RCI (順位相関係数)、SP 変化率、 DMI (+DI, -DI, DX, ADX, ADXR)、 ボリュームレシオ、和光ボリュームレシオ、パラボリックSAR、 一目均衡表 (転換線、基準線、先行スパン1、先行スパン2*、遅行スパン)、 価格帯別出来高
引用:https://www.panrolling.com/pansoft/chtgal/
さまざまな指標を重ねがきできるだけでなく、一度作ったチャートはファイルに保存することができ、日数などのパラメタを自由に変更できます。機能が充実していることから、株式投資家からチャートギャラリーは重宝されるツールです。
有料版(チャートギャラリーエキスパート)と試用版との違い
チャートギャラリーは無料でインターネットから取得することができ、無料で利用できる試用版でも過去10年分のデータが手に入ります。また、購入者で無くてもサポート掲示板で質問することができるなど使い勝手が良いのが特徴です。
しかし、試用版では有料版と違い最新の株価情報を更新することもできません。
過去の情報量についても試用版は10年、有料版は30年と大きな違いがあります。そのため、あくまでも試用版は練習用という位置づけで、実際に投資を行う際には試用版では対応できないことも。
実際に株式投資に活用するのであれば、有料版を利用した方が良いでしょう。有料版でも種類により使用できる機能が大きく異なるため、下の表を参考に検討することをオススメします。
出典元:https://www.panrolling.com/pansoft/chtgal/#1p
チャートギャラリーは iPadやMacで使用できるのか
チャートギャラリーはWindows対応のソフトであるため、そのままではMacでは使用できません。しかし、Macの中にWindowsをダウンロードさせることによって使用することが可能です。
手順は、
となります。仮想化ソフトはいくつも種類があるため、自分の使いやすいものを使用しましょう。
また、Macでは使用できたものの、iPad・Android・iPhoneでのチャートギャラリーの使用は難しいといえます。
それは以下の理由によるものです。
・仮想化ソフトをダウンロードできない
・Googleアカウントによるリモートデスクトップが使いづらい
・リモートデスクトップで自宅のPCを立ち上げっぱなしにする必要がある
などです。
チャートギャラリーをスムーズに使用する場合には、WindowsOSを活用する必要があります。そして、MacOSであっても仮想化ソフトをダウンロードすることで、別売のWindowsOSをMac上で動かすことが可能となります。そのため、MacOSでもチャートギャラリーを使用することができるでしょう。
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